藍師 染師
「Watanabe’s」代表。山形県出身。
20代のときに参加した藍染体験で藍に心酔し、3日後に会社を退職。阿波藍の産地・徳島に地域おこし協力隊として参加をし、藍を学ぶ。
蓼藍の栽培から蒅作り、藍染、製作までを一貫して責任生産。
美しい藍色を伝統工芸としてではなく、暮らしに広めることを目指す。
藍 Indigo
渡邉 健太
メッセージ
土づくりからスタートし、栽培、刈取り、乾燥、発酵と多くの作業工程により1年かけて製造する藍染料の蒅(すくも)。
この蒅を用いて表現される藍色は、濃淡により数多くの表情を見せてくれます。
前回、藍の色合いの幅を探り、24色に染め分けた作品を製作いたしましたが、今回はさらに色の奥深さを表現したいと想い、48色の作品を製作いたしました。
ただただ濃淡だけで表現した色という枠を超えていきたい。
たくさんの思い出、情景、季節、天気、心情など、個々のフィルターを通して、それぞれの藍色を感じていただけると幸いです。
花 Flower
東 日出子
フロリスト
大阪生まれ。WEBディレクターからフロリストに転身し、2016年に渡仏。パリの花屋で研修を経て、帰国後は「花東」としてフリーで活動開始。
2020年春に、大阪市・靱本町から京都市・北区にアトリエを移転し、オーダー制作など行いながら、草月流いけばな教室を運営する。
メッセージ
前回、送風機(工業製品)を花器として使用したことで、鋼材の重厚さとその可能性に魅了されました。
もっと気軽にお花を楽しんで頂きたく、スタイリッシュに暮らしに馴染むステンレス素材の花器の制作を始めました。
虹をイメージしたシリーズや、製造過程でできるフォルムを生かしたシリーズなど、季節のお花を1輪さすだけでスマートにきまる形にこだわり、ひとつひとつ手作業で仕上げています。
京都に移転して、ちょうど1年。花東の花器ブランド「Azma’z」の芽吹きが始まります。春の花々とともにお楽しみください。
鉱石 Jewelry
畑 万喜
国家検定 一級技能士
大阪のジュエリー会社で修行。退社後国家資格「貴金属装身具技能士一級」を取得。
カルチャースクールでの講師を経て、奈良の町屋で「万喜彫金工房・metal working studio」を立ち上げ、ジュエリー工房兼ショップと彫金教室を運営。
日々の装いに一つプラスで身に付ける事で、その日一日が、少しの自信と幸せを感じられる事が出来る、そんな作品を目指して制作しています。
メッセージ
前回と同じく和のモチーフのジュエリー達に加えて、今回は、ジェムストーンを使った色鮮やかなシリーズを展示いたします。
和モチーフはカタチの美しさを、ジェムストーンは色の組み合わせの楽しさを。一度に多くのジェムストーンを見ていただける機会ですので、是非ご覧いただけますと幸いです。